救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

北朝鮮はどう動くか-東京連続集会87 全報告



◆国連人権理事会が、一国の人権状況を議題にするパネル開催は今回が初めて


西岡力(救う会会長、東京基督教大学教授) みなさんこんばんは。お集まりいただきありがとうございます。
 ジュネーブで何があったのかについて話し、飯塚耕一郎さん、横田拓也さんに報告してもらいます。2つの資料を準備しました。一つは、耕一郎さんと拓也さんが向こうで話されたものの日本語の原稿で、もう一つは政府拉致問題対策本部が作ってくださったジュネーブでの行事の概要です。
 国連の人権理事会が主催する、北朝鮮の人権問題に関するパネルディスカッションが、9月21日、ジュネーブで開かれました。これはある面で画期的なことでした。国連の人権理事会が、一国の人権状況を議題にするパネルディスカッションを開くのは今回が初めてです。
 これはCOI(調査委員会)の報告書が出て、「北朝鮮の人権状況がすさまじく悪い、人道に対する罪だ」ということになり、去年の国連総会でも、責任者を国際刑事裁判所に訴追すべきだということを含む決議が通り、安保理事会でも北朝鮮の人権状況が初めて議論されるという枠組みの中で、国連北朝鮮人権問題担当特別報告者であるマルズキ(ダルスマン)さんが、「こういうディスカッションをすべきだ」という提案を今年初めにされました。
 各国政府もすべきだし、国連人権理事会でもすべきだという提案で、これを受けて人権理事会が主催し、国連加盟国である北朝鮮の人権状況を問題にするパネルディスカッションを開いたということです。
 この枠組みについては、自国内で人権状況を抱えている国は、「次は自分がやられるかもしれない」ということもあるので、枠組み自体について反対する立場の国もある中で、ディスカッションが開かれたのです。
 パネルディスカッションですからパネラーがいるわけですが、4人いて、司会者もいた。司会者がCOI報告書を作ったカービー元委員長で、パネリストはマルズキ国連北朝鮮人権問題担当特別報告者、デビッド・ホークさんという強制収容所問題を研究しているアメリカの研究者、市民社会代表ということで飯塚耕一郎さんが行かれて、もう一人韓国のNGOの代表であるゴン・ウンギョンさんが話しました。
 実は5人目のパネラーを採用するかどうかで論争があったそうです。北朝鮮代表もパネラーに入れるかどうか。これは外交のやりとりの中で、特に日本側が頑張ったと私は漏れ聞いていますが、「北朝鮮の問題を議論するのに北朝鮮をパネラーの中に入れるわけにはいかない」ということでパネラーには入らなかった。
 但し、4人のパネラーが話し終わったら、最初に北朝鮮側が話すことは決められていた。その後、各国代表が1国2分間ずつ、順番は決まっていなくて話をすることになっていたんですが、私が聞いているところでは、国連の内規で、「副大臣級の人が行く場合は優先的に発言権が与えられる」ということで、拉致対策本部の石川事務局長は副大臣クラスだということで自ら行ってくださった。
 そして、耕一郎さんが発言し、それに対して北朝鮮が発言し、その直後に拉致対策本部の事務局長が発言することが事前に決まっていたわけです。一昨年のCOIの報告書を受けて、北朝鮮の人権問題を話し合うジュネーブの人権理事会には飯塚代表が行かれたわけですが、そこにも北朝鮮代表がいて、飯塚さんの発言の時、どん、どん、どんと机を叩き、「なぜ外交官ではない奴が話しているんだ」みたいなことがあったんですが、今回も北朝鮮の代表がいるところで耕一郎さんが話されるということもあって、なかなか緊張した場面だったのではないかと思いながら、東京で報告を待っていました。
 また後程いらっしゃいますが、横田拓也さんは、一緒にジュネーブに行き、この人権理事会のパネルディスカッションではなく、サイドイベントというのがジュネーブでよくありますが、NGO主催のサイドイベントで北朝鮮人権問題についてアピールする場が与えられて、そこで発言しています。
 そこにはタイの拉致家族の人、韓国の拉致家族の人も来ています。では、そういう状況の中で、何を話したのか、そこでどう感じられたかをご報告いただきたいと思います。

  
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2014年4月27日午後2時午後5時 日比谷公会堂
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