救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

「最終決戦のとき、不退転の決意で全員救出を!国民大集会」全報告



◆アメリカの上下両院で拉致問題の決議をしてほしいと要請

古屋圭司 自民党拉致問題対策本部長 みなさん、今日もありがとうございます。
 拉致被害者を戻さなければ北朝鮮の未来はない。これを分からせると、総理も今改めて言明されました。私たち政府、拉致議連、家族会、そしてそれぞれの政党は、同じ意志で同じ方向に向かって取り組んでいます。それを総理はみごとに表現されました。
 今、総理、山谷大臣からそれぞれ報告がありましたが、私は自民党の拉致問題対策本部長として、今取り組んでいること、最近取り組んだことをご紹介したいと思います。
 まず、3月24〜26日まで、私と塚田一郎事務局長、そして救う会の島田洋一教授(副会長)がアメリカに出張しました。目的は、上下両院の国会議員に会って、以下の取り組みを要請したことです。
 ご承知のように、2004年に、アメリカ人のデヴィッド・スネドンという人が、中国の雲南省で拉致された疑いが極めて高い。状況証拠はそろっています。私も、拉致問題担当大臣だった時からずっと、アメリカの国務省に、「これを認めるべきだ」と働きかけてきましたが、非常に腰が引けているのが現実です。
 思い起こせば日本も、拉致問題がニュース等で明るみに出た後、政府は、反省を込めて言うと、残念ながら認知が遅れました。遅れたことが解決を遅らせている原因になっていることは間違いないと思います。
 今アメリカは、上下両院ともに共和党が優勢で、その影響力は今まで以上に民主党、オバマ政権に対してあります。だからこそ、共和党の有力議員に精力的に会ってきました。
 デヴィッド・スネドンはユタ州出身なので、ユタ州出身の議員に会ってきました。中でもマイク・リー議員は最近非常に名前が売れている上院議員です。その他4名に会ってきました。
 それは、アメリカの上下両院で拉致問題の決議をしてほしいということ、そしてデヴィッド・スネドンの問題をしっかり入れてほしいということです。もう一つ、国連でも100人以上の拉致がCOIで正式に認められましたので、日本人の拉致問題もしっかり入れてほしいということです。
 マイク・リー上院議員は、「古屋さんのアイデアは非常にいい。その背景にはこういうことがある」といいました。そして、昨年11月末にケリー国務長官に対して、10数名の上下両院議員連名でデヴィッド・スネドン氏の問題についての調査をさらに進めろという要請文が出ています。
 今年2月28日には、下院で、北朝鮮に圧力をかける制裁法案が通過しました。だからこそ今、この問題をしっかり上下両院の共和党議員から圧力をかけることは極めて効果があります。ややもすると内政干渉かもしれませんが、我々は議員外交という立場でお互いに胸襟を開いてその話をさせていただきました。
 ワシントンDCにある日本大使館の政務担当公使をこの問題の担当として、しっかりと情報交換をしていただくことで取り決めてきました。
 もしアメリカが、デヴィッド・スネドン氏の拉致を認めざるを得ない状況になったらどうなるか。オバマ大統領も、ブッシュ大統領も、家族会の横田夫妻や飯塚さんに会っています。「拉致問題に協力する。シンパシーを感じる」と言っていますが、もしアメリカ人が拉致されたということが認めざるをえなくなったらどうなるでしょうか。
 アメリカ人の国民性として軍隊を出してでも必ず取り返す。相当な影響が出るはずです。だからこそ、同盟国同士として真の連携ができるようになるんです。ですから、たった一人のアメリカ人の問題であっても、これは本当に大きな問題だということはみなさんにもご理解いただきたいと思います。だからこそ、これからもこの問題をしっかりとフォローしていきたいと思います。
 2点目。やはり国民の世論の啓発をして、北朝鮮に対して怒りを爆発させることが必要です(拍手)。3月27日に、党本部の大ホールで、「めぐみへの誓い−奪還」という舞台劇を行いました。夜想会という六本木の俳優座で演劇をしているグループにお願いして、昼と夜2回公演をしてもらいました。両方とも、あっと言う間に超満員となりました。
 この芝居は、北朝鮮に捕われの身でいる被害者の皆様が、塗炭の苦しみを味わいながらも、絶対にあきらめることなく祖国日本の土を踏む日を待っているというものです。会場から出てきた皆さんは、本当に涙を出しながら、ハンカチで目頭を押さえておられました。そして怒りを感じていました。
 こういった取り組みは、かつて私が大臣の時に4回公演しましたが、今後とも、色々な立場で協力をして是非やっていただきたいと思います。
 3つ目。昨年4月、「8人死亡、4人未入境」という過去の経緯はあるものの、再調査をすることに。茶番と言えば茶番です。だけどそこまで彼らは認めざるを得なくなった。ドアをこじあけた。しかし、ここからが胸突き八丁の協議だと私も記者の方に言いました。今そういう状況です。
 4月になるともう1年ですよ。今の状況で1年を迎えることは絶対に許すわけにはいきません。だからこそ、自民党拉致問題対策本部では、制裁強化について連休明けに早速議論し、速やかにまとめて政府に提案したいと思っています(拍手)。塚田一郎議員にその座長として取り組んでいただくこととしています。
 私たちは、政府、拉致議連、家族会、そして各政党が一致結束をして、徹底的な圧力をかけることによって対話を引き出して、私たちが、家族が納得できる拉致問題の解決に向けて確実に動くように全力を尽くしたいと思います。
 遺骨問題や日本人妻の問題が前進したからといって、拉致問題が解決しない限り、私たちは一切制裁解除を認めるわけにはいかない(拍手)。拉致問題解決に全力で頑張ることをお約束してご報告とさせていただきます。ありがとうございました(拍手)。
櫻井よしこ
 自民党及び政府の様々な試みを紹介していただき、本当に力強いメッセージをいただきました。次に、民主党の拉致問題対策本部長代行、松原仁さんにお願いいたします(拍手)。


  
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