救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

国際セミナー「日朝拉致協議の遅延をどう打開するか」全報告



◆北朝鮮の体制を変えるしかない−安倍総理にその覚悟を

荒木和博 ご存じのように総選挙で増元さんが宮城2区で出馬されています。私は応援に行ってきました。増元さんの出馬については、家族会を含めて批判も当然あるだろうと思います。
 それもよく分かるんですが、私も半年の間外務省の報告に失望していた者とすれば、これは立候補するしかないと思った気持ちは十分に分かります。あの時、怒りとか絶望感とか、いくら何を言っても効き目はないと思ってしまったのが事実です。
 先ほども言いましたが、安倍政権の2年で何も進まなかった。古屋前大臣は、今衆参でねじれがおきているから、参議院選挙が終わるまではと言っていました。しかし、参議院選挙が終わっても何も変わらない。
 拉致問題に関しては、自民党政権だろうが、民主党政権だろうが、野党が足を引っ張ることはほとんどなかった。もともとオールジャパンだったわけですが、安倍政権になってオールジャパンというのは、「体制を変えずに挙国一致でやりましょう。その代り責任もみんなで分担しましょう」ということで、口封じに使われていた以外の何物でもないと思います。
 みんな期待だけして、気が付いたら安倍さんは体調が悪いと政権を投げ出して、何々さんに禅譲というのでは、一体何が何だかまったく分からないということです。
 ともかく、安倍さんにやっていただきたいことというのは、決断をする、覚悟をするということです。先ほど惠谷さんが言われたように、確かに交渉が切れれば、向こうはミサイルだ、核だと言ってくると思います。
 その時、こちらが折れるようなことを絶対してはいけない。場合によっては何らかの被害が及ぶことをこちらも覚悟をする。そして、「そんなことをしたら絶対ぶっつぶしてやる」という姿勢を示すことができれば、北朝鮮はそんなにたいした国ではないんですから。
 あの潜水艦とか、MIG19とか15とか、博物館に入れるような物を使っている国なんですから、そんなもん日本が負けるはずがない。実際にそれに近いようなことが起きて、あともう少しというところまで行ったことがあります。
 それはともかくとして、安倍さんに最も必要なことは覚悟であって、それは今まで覚悟を持っていなかったということです。なんとかここで、持ち直してもらいたいし、そのことを野党の皆さんもしっかりとこの先の国会で厳しく追及していただきたいと思います。
 情報のことについてですが、調査会でこれまでの目撃情報について今整理を始めました。目撃情報はどこまで本当かということもありますが、とにかく一度あるものを整理してみようと思ってやっています。年内に発表できると思います。今ざっと50人くらいでもっと出てくると思います。事務所の中でそれぞれが持っている情報を集めてみたいと思っています。
 先ほど、「ワシントン・タイムズ」の記事で、孤児とか独り者ということがありましたが、私たちのポスターには、今日も何人かご家族がお見えですが、ご家族からのお問い合わせがあって、確認をした上で出しているもので、独り者の名前が出てくることはまずない。
 田中実さんとか金田竜光さんのように、運よくというとおかしいですが、明らかになるケースがまれにありますが、一般的にはご家族から来ますから、それ以外で拉致されている方々は全く分からないというのが現状です。
 その少し手前くらいの方は特定失踪者でもおられますが、この人たちを見つけるということは、ご家族からの申し出がなく、いなくなった時に警察もおそらく気が付いていませんから、それを見つけ出すには、北朝鮮の体制を変えてしまうしか方法はありません。
 そういうことを考えると、さらにもう少し踏み込んであの体制を変える。北の中も相当揺れていることは間違いないので、その揺れ方をもっと広げることはできないか。
 今の状態では被害者が死んでいく、あるいは北朝鮮で飢えて苦しんでいる人たち、収容所の中の人たちが死んでいくのであれば、ともかくどこかでやらなければいけないことであれば、今やるべきである。それを日本政府が先頭に立ってやる。やり方は直接政府が前に出なくても、色々ある。そういうことに尽きるのではないかと思います。
 いずれにしても、それには総理の覚悟が必要で、安倍さんに覚悟させるためには、世論がどうしても必要です。その意味で、ご協力をお願いしたいと思っています(拍手)。

  
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