救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

北の「特別調査委員会」をどう見るか−東京連続集会80 全記録



◆2004年の死亡確認書は「慌てて作って間違えた」

西岡 だから30分くらいで行って、2時間くらいでパアーッと作って、ゴム印を押したんです。北朝鮮は紙がない国なんです。7枚作らなければいけないのに、5枚しかなかったのか、あるいは2枚書き損じてしまったのか、ゴム印を押した紙しかなくなってコピーをコピーした。
 なぜ分かったかというと、ゴム印は手で押すでしょう。すかしてみると3枚が全く(2か所の)ゴム印の位置が同じなんです。ほかのものはちょっとずつずれていました。3枚は全く同じなんです。同じ日に作ったんです。2002年の10月1日に作ったんです。
 そういうことを指摘したら、2004年の再調査の時に、「慌てて作って間違えた」と北朝鮮が認めたんです。しかし例えば、市川修一さんの死亡確認書は、1979年の9月に海水浴で死んだとなっているんです。79年にタイムマシンで行って、慌てて作って帰ってきたのか。日付は79年と書いてあるんです。原本があるからコピーしてきたという説明だったのです。つまり捏造したわけです。国防委員会の指示で作られた特別調査委員会が。
 そして今回は、きちんとしたものを作れと言われているに違いないんです。私が最近入手した情報によると、2月に金正恩が統一戦線部に、「きちんとした死亡の証拠を作れ」と言った。すると「2か月くらいかかります」と言った。それで2か月経ってから局長級協議が本格化したのではないかと思います。この情報が正しければですが、まだ裏が取れていません。しかしそういう可能性もある。
 つまり、「元山の病院に確かにありました」と言って、紙も古いものをコピーしたものを準備しているかもしれない。日本側が、これはおかしいといっぱい書いていますから、それに合わせたものを保健省が調べたところ出てきたと言うために保健省を入れたのかもしれない。
 拉致をした調査部とか、統一戦線部、作戦部を入れないで、なぜ病院を管理している保健省を入れているのか。それも拉致文科会だけに。つまり、死亡としている人たちのことを調べる場所だけに入れている。行方不明分科会については、「いませんでした」と言えばいいわけですから、死亡の証拠を捏造する必要はないわけです。
 そう思っていたらまた不吉な情報を一つ見つけたんです。これは2012年6月15日の韓国の「朝鮮日報」の報道なんですが、韓国の拉致被害者代表の崔成龍(チェ・ソンヨン)氏が、「日韓の拉致被害者7人の死亡確認書の内容を書き写したとされる文書を入手した」と記者会見したというんですね。
 横田めぐみさんは2004年12月14日に死亡したと記載されていた、というんですが、「北朝鮮内部関係者が平壌にある保健省関係機関に保管されていたものを書き写したとしており」、となっています。保健省関係機関に2004年に死んだという書類があったということですね。
 「それを2012年に入手した」というんですが、2008年に一度再調査をしようとしたんです。その時に今回と同じように、当時の金正日が「死亡の証拠を作れ」と命令している可能性がある。そして保健省がそれを作った。あるいは、病院にはなかったけど保健省にあったということにした。そういうことを言うために作ったものが流出したのではないか。
 「朝鮮日報」は韓国の情報当局に真偽判定を要請したが、当局は「判定しにくい」ということで情報の真偽は確定していませんが、しかし保健省の関係機関に死亡確認書が保管されていると北の内部から情報が出てきています。
 そして2014年の特別調査委員会の拉致分科会だけに保健省が入ったということは事実です。不吉な思いがする、緊張させられる根拠の一つです。
 そういう目で、どの機関が入っているのかを見ると、最高検察所というのが拉致被害者の分科会に入っています。これは最高検察庁の上?。
惠谷 最高検察庁の下にあります。形としては日本と同じですが、日本の検察庁のような権限は全くありません。
西岡 なぜこれが入ったんでしょう。
惠谷 私が推測するには、交通事故その他の案件を検察庁で承認したという形になるんじゃないかと思います。


  
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「もう我慢できない。今年こそ結果を!」。2月2日に家族会・救う会合同会議で決めた今年の運動方針です。 拉致被害者家族の高齢化が進み、「生きている間に被害者に会えないかもしれない」という言葉が出るようになっています。経過はすべて説明して頂くことはないと思います。しかし、今年中にぜひ結果を出して欲しいということが、家族会・救う会そして心ある日本人の心の底からの叫びだと思います
2014年4月27日午後2時午後5時 日比谷公会堂
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日比谷公園1-3