救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

「曽我さん家族再会で新段階を迎えた拉致救出運動」家族会・救う会声明(2004/07/14)
★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2004.07.14)

■「曽我さん家族再会で新段階を迎えた拉致救出運動」家族会・救う会声明

 いま、拉致救出運動は新しい段階を迎えた。
 曽我ひとみさんの家族がジャカルタで再会、北朝鮮金正日政権の影響を完全に排除
した自由な再会が確保されている。曽我さんが念願通り「家族と日本で暮らす」こと
ができるために、関係機関の一層の努力を求めたい。

 拉致救出運動は新しい段階に入った。曽我さんの家族が北朝鮮を出国したことによ
り、たたかいのターゲットが明白となった。

 平成14年9月、金正日は拉致を認め謝罪したが、そこで新たな2つの大きなうそ
をついた。第1が「拉致被害者は13人しかいない」、第2が「めぐみさんたち8人
は死亡した」とのうそである。私たちは、金正日のこの2つの大きなうそを打ち破ら
なければならないと考えている。

 5月22日、金正日は小泉首相に、10人について「白紙に戻しての再調査」を約
束したが、これは、この2つのうそを補完し、拉致問題を終わらせようという企みで
はないかと、私たちは強く疑っている。

 日本政府は曽我さん一家のジャカルタでの再会を受け、日朝国交正常化交渉を開始
する意思を表明している。小泉首相は、日朝国交正常化について「2年にこだわらな
い。1年のうちにできればいい」とまで発言しているが、私たちは、曽我さん家族が
北朝鮮に残らないとの意思表示すらできていない段階で、なしくずし的に国交正常化
交渉に入ることには反対である。首相はまず、日本国の最高責任者として、金正日の
ついている2つのうそを打破する責任がある。

 参議院選挙で増元照明・家族会事務局次長は「官邸は拉致問題を幕引きしようとし
ている。首相の頭にあるのは日朝国交正常化だけだ」と訴え、40万票近い票を獲得
した。私たちはこの選挙の実績も踏まえ、未帰還者全員救出のため全力でたたかいつ
づける。

 当面は、日朝国交正常化交渉の再開前に、「再調査」結果を出させ、金正日の2つ
のうそを徹底的に暴くことが、緊急な課題と考えている。金正日政権がうそをつきつ
づけるなら、繰返し言ってきたことであるが、経済制裁の断行以外に道はない。

 北朝鮮の地で日本の助けを待ちながら、今日も月や星を眺めている同胞がいる。全
ての未帰還者救出のため、多くの国民の皆様の変わらぬご支援ご協力を心からお願い
申し上げたい。

平成16年7月14日

北朝鮮による拉致被害者家族連絡会代表 横田 滋
北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会会長 佐藤勝巳


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