朝鮮戦争(6・25)北朝鮮の拉北者(被拉致者)の人権
朝鮮戦争の北朝鮮拉北者の実態と送還努力

1.朝鮮戦争拉北者の悲劇

2.戦争拉致の実状と規模

3.解決法案および課題

朝鮮戦争(6・25)北朝鮮の拉北者(被拉致者)の人権
朝鮮戦争の北朝鮮拉北者の実態と送還努力

※この論文は、2005年12月、韓国で行なわれたフリーダムハウス主催の集会に寄せられたものです。

李美一(イ・ミイル)/(社)朝鮮戦争拉北者人士家族協議会理事長

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1.朝鮮戦争拉北者の悲劇

朝鮮戦争は同族間のイデオロギー戦争で、我が民族には言葉には言い尽くせないほどの被害と苦痛をもたらした。戦争中、北朝鮮は解放以後韓国建設に寄与した。各界各層の指導級の人士らをねらい打ちして拉致したものではなく、拉致したのはもちろんまだ若い青少年まで拉致し、人民軍と軍属に動員した。その数は10万人を数えるほど多かった。北に連れて行かれた彼らは過酷で長い分断の歳月の間、愛する家族に消息を一度も伝えることができないとう苦痛の中で生きなければならなかった。数10年を超える歳月を言葉通り生き別れの苦痛と寂しさの中で生きてきたのである。残された家族らは拉北された家族らの生死さえ知らないままひたすら待ち続けながら涙の日々を送っていた。50年もの歳月が流れたいまでも拉北者らは戻ってきていない。長い歳月が流れ、拉北者とその家族の大半は亡くなった。いまも次々と悔やみつつ亡くなる人が後を絶たない。世界のどこにも例を見ることのない家族的悲劇であり、人権蹂躙ということができる。拉北された人達の生死だけでも知ることができるのであれば、気持ちの整理もつけられるが、韓国に残された家族らは拉北された人々の生死も知らないまま今日も果てのない苦しみの時間を送っている。

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