■ 田中実さんについて


1.田中実さんに関する基礎資料

2.救出活動の経緯

3.問題点

■田中 実さんについて

救う会・兵庫 長瀬 猛

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1.田中実さんに関する基礎資料

  • 田中実さんのプロフィール
    昭和24年(1949)7月28日生れ、本籍神戸市東灘区。
    幼いときに両親が離婚、神戸市内の養護施設で育つ。神戸市立高羽小学校、鷹匠中学校、神戸工業高校を卒業の後、市内のパン製造会社に就職するが退職、失踪直前は阪神「青木」駅近くの中華料理店「来大」の店員だった。

  • 拉致の暴露 張龍雲氏の告白
    平成8年(1996)12月発刊、平成9年1月号の「文藝春秋」に、神戸市在住の在日、張龍雲(チャン・ヨンウン)氏が、自らが北朝鮮工作機関「洛東江」のメンバーであったことを告白して、同組織の韓竜大(ハン・ヨンデ)と曹廷楽(チョ・ジョンガリ)が共謀の上、昭和53年(1978)6月6日、田中さんをウィーンに連れ出し、モスクワを経由して平壌へ拉致した事を暴露した。韓は彼が勤めていた「来大」の経営者だった。
    平成11年(1999)には、「洛東江」の謀略を詳述した張氏の著書「朝鮮総連工作員(黒い蛇の遺言状)」が小学館文庫より出版された。張氏は平成13年(2001)持病の悪化により他界された。

  • 行政の認識
    平成8年(1996)12月12日、兵庫県議会警察常任委員会にて大前繁雄県議(現衆議)が、同月発刊の文藝春秋を取り上げ、「警察は何か情報を得ておられるのか、得ておられるのならお示し頂きたい」と質した。
    大橋警備部長(当時)は、「調査の結果、神戸市内に居住していた同姓同名の人物が、昭和53年6月6日成田から出国した後、現在まで所在不明となっている事が判明している。この人物が記事に言う当該田中実氏と同一であるという可能性は否定できないと考えている。県警としては、当該人物の行方については、拉致された可能性も含めて慎重に調査しているところである。」と答えた。

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