救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

最新の北朝鮮情勢と拉致問題-東京連続集会110



◆核が解決しても、拉致が動かない限りお金は出さないと米首脳は分かっている

西岡力(救う会会長)
 我々の戦略は、圧力をかけてそして話合いをすることだと繰り返し言っていますが、今アメリカとの間では話し合いは始まっているわけです。
 先ほどの与正談話でも、アメリカと話し合いたがっているように思えるわけですが、2016年、17年に核実験が3回あり、弾道ミサイルが40発飛んだ時に、今後核・ミサイル問題が北朝鮮問題の正面に出てくる。その時拉致問題が棚上げになっては困ると強く思っていたわけです。
 第一次核危機が、1993年〜4年にあって戦争になる直前までいった。クリントン政権は爆撃の準備をしていた。その時結局最後に、カーター元大統領が訪問して金日成と会って、核の凍結、廃棄ではなく、凍結ということで合意ができて、その代わり核爆弾を作りにくい軽水炉をただで作ってあげる、と。
 でもアメリカはお金を出さない。そして日本にも請求書が来た。時の村山政権は10億ドルの請求書が来た時、「出します」と言って、実際5億ドル出した。先ほどボルトンさんが、「米朝協議が進展した場合、拉致問題の扱いを巡って難題に直面する可能性があると思う」と率直に言っているんですが、核問題が先に進んだ時に、拉致がまだ北朝鮮で全然動かなかった時、北朝鮮がアメリカが満足するような譲歩をしてきたら、それを壊したくない。
 そこでボルトンは、「きちんと説明しなければならない」と。「めぐみさんを返さなければならない」とは言っていないので、「合同調査委員会」でもいいと読めるようになっています。そういう気はないと思いますが、文字ではそうなっている。
 しかし、「北朝鮮側は日本に仮に北朝鮮の核問題の解決策が見つかったとして、日本が北朝鮮の支援に動くには拉致問題の解決が大前提となるだろう」とも言っています。
 安倍政権は村山政権とは違う。日本は核解決の道が見つかっていたとしても、拉致が動かない限りお金は出さないということを、トランプ大統領も、アメリカの閣僚たちの頭にもみんな入っているわけです。
 そのことを前提にした上で、トランプ大統領は拉致問題を3回も持ち出した。一緒に解決する、と。トランプ大統領がわざわざ滋さんのお悔やみのメッセージを出してきたことも、北が見れば、その分は日米で全然ぶれていないということになるわけです。
 包囲網を作った後、出口に核と拉致を置いて、「そこから出てきなさい」と言う時に日米の足並みが乱れることはない。話し合いの段階に入った時に、一番我々が憂慮することだから、アメリカに繰り返し拉致問題を訴えてきたし、安倍総理もそのことをよく分かっているから、トランプ大統領に繰り返し拉致のことを言ってきた。そしてここまで来た。


  
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