救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

最新の北朝鮮情勢と拉致問題-東京連続集会110



◆トランプ大統領「拉致問題は日本と米国にとって優先課題」

西岡力(救う会会長)
 経済制裁は軍事制裁とは違って、漢方薬のようなものですぐは効かないんです。しかし、毎年25億ドル入ってくるはずだった輸出による外貨がなくなっています。1年経てば経つほど在庫がなくなる。ついに金塊で決済するようになった。そして平壌で配給が止まり、政治局会議で平壌の住民の生活が討議されるところまではきた。
 今日の「読売新聞」に、ボルトンさんのインタビューが出ていました。配布資料にありますが、拉致について3問聞いています。
「拉致問題はトランプ氏の個人的関心も高いのか」という問に、「安倍首相にとっていかに重要かを理解している。日本の要請に応えるとトランプ氏が約束し、それを実行した好例だ。トランプ氏に批判的な人たちは彼のなすこと全てが間違っていると言うが、正しくない」と。
 「政権の閣僚らは拉致問題をどう見ているか」という問に対して、「拉致問題が日本の長年の懸案事項だということは、米側もよく理解している。そこに異論はない。ただ、米朝協議が進展した場合、拉致問題の扱いを巡って難題に直面する可能性があると思う」。ここについては後で島田さんと議論しましょう。
「北朝鮮側は日本にきちんと説明しなければならない。仮に北朝鮮の核問題の解決策が見つかったとして、日本が北朝鮮の支援に動くには拉致問題の解決が大前提となるだろう」
「米朝首脳会談でトランプが、拉致問題を提起した時、金正恩労働党委員長はどう反応したか」との問に、「私も全ての会談に同席したわけではないが、私が見た限りでは、正恩氏は『解決済みだ』などと述べて取り合わなかった。取るに足らない問題だと思っているのかは分からないが、正恩氏は拉致問題を突っ込んで議論したくない様子だった」と言っています。
 米朝首脳会談は、一昨年の6月にシンガポールで、去年の2月にハノイで、去年の6月に板門店であった。アメリカはハノイの会談を「会見」と言っていて、首脳会談とは言っていない。
 この内、シンガポールとハノイで、トランプ大統領は3回、拉致問題を金正恩にぶつけたと、去年5月に我々が訪米した時に政府高官から聞きました。1回目のシンガポール、ハノイでは2回目と3回目の会談がありましたが、ハノイではいずれも拉致問題に言及した。ハノイの1回目は単独首脳会談で、その時は金正恩は話題を変えたそうです。
 その後、少人数の夕食会があった。島田さんに先ほど確認したら、その夕食会にボルトンは出ていなかった。その夕食会でもう1回トランプ大統領が拉致を出した。
 去年の5月(の訪米で)我々が聞いた内容を既に古屋(圭司・拉致議連会長)先生等がオープンにしているので話しますが、「内容のある、中身のある返事をした」と。「具体的なことはみなさんにも言えません。安倍さんだけには話してあります」と米政府高官が言っています。
 金正恩が、「解決済みだ」と取り合わなかったのは、シンガポールとハノイの1回目のことを言っているのです。実はもっとあったのですが、ボルトン氏は自分がいなかったことについては書いていない。
 アメリカは、本当に拉致問題を重視しているということです。そのことが分かったのはもう一つあって、7月1日に横田家に、トランプ大統領からお悔やみのメッセージが届いたことです。ホワイトハウスの紙で、実際にトランプ大統領が直筆でサインしています。
 既に、在日アメリカ大使館の代理大使からお悔やみのメッセージが来ている。そしてビーガン国務副長官兼北朝鮮特別代表からも来ている。そしてポッティンジャー(安保担当大統領)副補佐官からも来ています。
 特に大使館から来ているということは、アメリカ政府を代表して来ているわけです。それがあるにもかかわらず、大統領が直筆で書き、さらに書き出しが「ザ
 ファーストレディ アンド アイ」となっていますが、日本語では「私とメラニアは」となっています。アメリカはレディファーストですからね。そして「奥さんと私が大変悲しんでいる」と個人的なメッセージを横田家に送ってくださったのです。
 特に、「早紀江さんと滋さんの弛(たゆ)まない活動によって、北朝鮮による拉致問題は日本と米国にとって優先課題であり続けています。私たちは、早紀江さんと拓也さん哲也さんとともに、めぐみさんを必ずご自宅に連れて帰るというこの重要な任務を続けます」と、トランプ大統領が直筆で言っているわけです。
 これはもう生存を前提にしていますね。そして「拉致問題は日本と米国にとって優先課題」で、「重要な任務を続ける」と言っています。アメリカとの関係がここまで来ているということです。


  
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