救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

最新の北朝鮮情勢と拉致問題-東京連続集会110



◆ボルトンがいれば一切騙されなかったのに

島田洋一(救う会副会長)
 ボルトンもあきれて書いている。ボルトンがいればそういう話には一切騙されない。彼は本に書いていますが、「これは共産圏の昔からの使い古されたテクニックだ」と。強硬派と穏健派が争っていて、書記長は苦労しているんだ、と。書記長を助けて穏健派が強くなるようにアメリカが譲ってくれ、と。それに国務省が常に騙されてきた。
 今回ボルトンが言うには、ころっと騙されているのがステーブン・ビーガン北朝鮮元担当代表、今国務副長官だと書いていますが、これは我々も常に懸念すべき点だと思います。
 二度目のハノイの米朝首脳会談の前に、ビーガンを中心とするアメリカの交渉代表と北朝鮮側が事前にすり合わせて、合意文書の案を作っていた、と。これをボルトンが直前にチェックしたところ、「北朝鮮の核活動の凍結に対して」、これは凍結で廃棄ではなく、ちょっと止めます、と。それに対して制裁を解除していくというとんでもない内容だった、と。そういうのは絶対受け入れるなと言っていたのに、ビーガンがそれも入れて案を持って行った、と。
 そこでボルトンとペンス副大統領が、「こんなものはだめだ」とトランプに言ったわけです。結局トランプも、「そうだ」と。「こんなもので合意しろとなったら、席を立つしかない、と言い、実際席を立つことを決断しました。
 だからボルトンが脇にいると、「こんな合意はいんちきだ」と分かるわけです。ハノイ会談の段階では、ビーガンガトランプに説明しようと来たらしいのですが、ボルトンによれば、トランプは、「こいつはだめなんだ」と。それをビーガンの方が認識していなかった、と。今ビーガン氏も国務副長官になりましたので、トランプと直接会う機会も増えているかもしれません。しかも抑えのボルトンがいないということです。
 文在寅韓国大統領の外交アドバイザーである、文正仁(ムン・ジョンイン)、親北・従北の代表ですが、彼が最近、ハノイ会談の時の合意文書案についてインタビューで言っていることですが、「見たけど実にいい内容だった。ビーガンと我々は完全に意見が一致する」と。だから文在寅のアドバイザーとビーガンが完全に意見が一致するということは、極めて危ない話です。
 そこは、ボルトンの本が出た大きな意義だと思います。ビーガンというのがいかに危ない人物かと。これを日本側もきちんと踏まえた上で対応していく必要がある。


  
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