救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

国際セミナー「膠着状況が続 く朝鮮半島情勢のもとで拉致被害者救出を考える」全報告



◆米国議員3名の紹介

島田洋一(救う会副会長、福井県立大学教授)
 最初にビデオで訴えられたのはマイク・リー上院議員で、特に強調されたのは、北朝鮮には様々な犯罪行為があり、拉致問題は見失われがちだが、静かに行われた犯罪だけに余計我々が大きく声を挙げていかなければならないとおっしゃっていました。
 マイク・リー上院議員は保守派の新進気鋭の議員ですが、失踪したデヴィッド・スネドンさんが通っていたのはブリガム・ヤング大学です。これはモルモン教徒の方たちがよく行かれる大学で、日本にいるケント・ギルバートさんもここの出身です。リー議員はその同じ大学の卒業生です。
 そしてデヴィッド・スネドンさんが拉致された当時、マイク・リー議員のお父さんがブリガム・ヤング大学の学長だったのです。このお父さんはロナルド・レーガン政権の時の司法省のナンバー3で保守派の主流派の方でした。
 マイク・リー議員はアメリカの保守派の間で大変評判が高い議員です。そういう経緯もあり、マイク・リー議員が上院におけるデヴィッド・スネドン決議の提案者になっています。
 次のクリス・スチュアート下院議員は元々空軍のパイロットをしていて、在日米軍基地で勤務したこともあります。クリス・スチュアートさんもモルモン教の人ですが、息子さんの一人がデヴィッド・スネドンさんと友人関係です。モルモン教の人は若い頃、宣教活動で様々な外国に行きますが、スチュアート議員の息子さんの一人も韓国に行くことになって、デヴィッド・スネドンさんも韓国で布教活動をしていたから朝鮮語ができるわけです。
 デヴィッド・スネドンさんが拉致された理由の一つは、彼は韓国語、朝鮮語ができる、そして標準的な英語を話す人だということです。これは北朝鮮の人に英語を教える立場としては最もいいということになります。
 アメリカの議会も認定していますが、スチュアート議員も、自分の息子が、いわば先輩としてのデヴィッド・スネドンさんにお世話になったという経緯もあって大変熱心にこの運動に取り組んでこられた。
 日本では古屋圭司先生が中心になって、このデヴィッド・スネドンさんに関する決議、要するに北朝鮮による拉致を念頭に本格的に調べろ、そして日本とも協力しろという内容の決議ですが、古屋先生とスチュアート議員がしょっちゅう会って文言も調整して出され、成立したものです。
 エイドリアン・スミス議員からは文書でメッセージをもらいました。スミス議員はネブラスカ州選出の下院議員ですが、若手の有望株です。実は議員のレベルではユタ州の議員とネブラスカ州の議員が一番熱心にデヴィッド・スネドンさんの拉致問題に取組んでいます。
 マイク・リー議員とクリス・スチュアート議員はユタ州の選出で、ユタ州にあるブリガム・ヤング大学の学生だったという事情があります。
 それともう一つ、デヴィッド・スネドンさんのお父さんがネブラスカ州のネブラスカ・リンカーン大学で教鞭をとっておられて、スネドン家の子どもたちはネブラスカ州で育っているわけです。だから未だにスネドン家の知り合いがネブラスカ州にもたくさんおられる。
 このエイドリアン・スミスという下院議員はお父さんが教えていたネブラスカ・リンカーン大学の出身なんです。そういう経緯もあって熱心にこの問題に取組んでいる方です。
 スネドン決議は下院では2016年9月28日に通り、上院では2018年11月29日に通っています。対中国を見ていても、経済で締め上げているのはトランプ大統領ですが、彼は人権問題にはそれほど熱心ではない。そこはウイグル決議を見ても議会が中心になって中国に圧力をかけている。
 北朝鮮に対しても、トランプ氏の場合は核・ミサイルに関してはとにかく「非核化しろ」ということで、それまで制裁をゆるめない立場ですが、人権に関しては議会が主導するのが重要になります。
 まさに古屋先生が中心になって、アメリカ側ではマイク・リー議員、クリス・スチュアート議員ががっちりスクラムを組んで、まずスネドン決議を通したわけですが、引き続き拉致を中心にした北朝鮮の人権問題を追及していく、この日米の議員外交の枠組みを拉致議連の先生方に構築していただきたいと思っています(拍手)。


  
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