救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

米朝実務協議後の北朝鮮情勢と拉致問題全報告-東京連続集会108_25



◆制裁を維持し、制裁逃れの穴を塞ぐ

西岡力(救う会会長) アメリカに対する働きかけは、我々も民間でできる限りのことをやってきました。近い将来またできることがあるのか、また政府に対しても今の枠組みが崩れないように対米外交をしてほしい。今もよくやってくださっているとは思っていますし、安倍・トランプの人間関係は世界で一番強いというのは事実です。
 やってほしいことですが、中国が裏で事実上の制裁破りをしていることをもっと国連の安保理事会で問題にしてほしいと思います。2017年12月の国連制裁決議には、水産物を北朝鮮から買ってはいけないと決まっていました。その水産物の中には、北朝鮮から漁業権を買うことも含まれると明記されています。
 北朝鮮の近海でイカがよく採れるのですが、北朝鮮はそのイカを中国に輸出していました。それができなくなったから中国の漁船に近海を開放して、その代り漁業料を貰っている。
 これは結局水産物の輸出と同じではないかということで書き込まれたにも関わらず今年も北朝鮮のボロ船が大和堆まで来ている。それは中国に漁業権を売ったからです。最近発表になった国連の制裁委員会のレポートには、今年も売っているとかああいてある。
 残念ながら国連の制裁決議には罰則規定がない。中国は安保理事会の常任理事国ですから守る責任があるのに守っていない。その代わりアメリカが単独制裁をかけ、漁業権を買って操業している会社が使っている中国の銀行に金融制裁をかけることができたわけですが、この議論がアメリカの中であまり起きない。
 今は米中経済戦争ですから、そういうことももっとアメリカの中で報道されれば議論になるかもしれない。アメリカの保守派ともそういうことについてもっとコミュニケーションをとった方がいい。
 そして経済制裁の穴をなるべく塞ぐ。それができたら北朝鮮が大陸間弾道弾を撃つこともある。今回はSLBM(潜水艦発射ミサイル)の時に期待したのですが、その時石油の禁輸まで決めることができたかもしれない。そこまで行けば、さらに進んで北朝鮮を困らせることができる。
 そこまでやって話し合いをしましょうとなる。彼らがそれでも耐えて、次の米政権を待っているとすれば、日本はすべての制裁をしていますが、国際社会がもう少し制裁を上げる。実質的に北朝鮮を困らせるカードがもう一枚あります。それが先ほど言った石油の禁輸です。アメリカが本気になるかどうかですが。
島田 金正恩は公式には、「今年いっぱいはアメリカの動きを我慢して見ている。アメリカが年末までに制裁緩和をしなければ、核・ミサイル実験をするぞ」と言わんばかりのことを言っています。それを彼が実行したら、また景色が変わる。


  
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