救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

米朝実務協議後の北朝鮮情勢と拉致問題全報告-東京連続集会108_14



◆アメリカでは核問題の専門家がいなくなり危ない

西岡 北朝鮮は段階的、相互的対応を主張しています。しかし、こちらが求めるのは、こちらが求める行動を彼らがすべてとった後に初めて取引きをするという、全面的な取引きでなければならない。これを米朝関係についていうならば、段階的、相互的対応はどうなりますか。
島田 例えば今年2月のハノイでの米朝首脳会談の際、金正恩が寧辺という核施設を閉鎖すると言った。これは核施設の全部ではない。ボルトンもその場にいましたが、「他にもいっぱい疑惑施設がある」と。寧辺の閉鎖だけで制裁を事実上ほぼ全面解除すると金正恩が要求していたわけですが、「とんでもない」とトランプを説得して席を立たせた。
 北朝鮮は要求水準を高くして、下げてくる。そういう時に、アメリカの国務省は交渉を長く続けたいので、「北朝鮮が譲歩した。新提案を出してきた。画期的だ」となる。交渉が続いて注目されると予算も増えるし、個人的にも知名度が上がる。将来シンクタンクなんかに高い契約金で雇ってもらえる。そういう発想です。とにかく交渉を続けることが自己目的化しやすい。
 「画期的な譲歩案が出てきたからこれに応じるべきだ」と国務省の官僚が言った時に、ボルトン氏と極めて親しい側近ナンバーワンの人から聞いたのですが、ボルトン氏が辞任する前に、「ビーガンは不安だ。彼は核拡散防止交渉の機微が分かっていない」と。ボルトン氏から見ると、「またやっている」というような陳腐な手口であっても、つい新しい提案だと思いかねないのです。
 ビーガン氏は北朝鮮担当の特別代表ですが、彼は大量破壊兵器のプロで、ヘルムズという上院の超大物議員のスタッフをやってきて、国内問題に強く、外交問題ではロシア、東ヨーロッパが専門だった人です。
 ビーガン氏は人格的に立派な人ですが、その分野の知識がないので危ういとボルトン氏が言っていたそうです。そういう意味で核問題の専門家が今いないわけで、危ないと思います。


  
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