救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

米朝実務協議後の北朝鮮情勢と拉致問題全報告-東京連続集会108_12



◆2つ目の山は日朝協議、北朝鮮に拉致被害者を出させることができるか

西岡力(救う会会長、モラロジー研究所教授)
 しかし、一つ目の山を越したからと言ってうまくいくとは限らない。次に日朝になった時に、現在、米朝が進んだらすぐ日朝が動くことになるという情報がたくさんありますが、その準備は、めぐみさんたちがもう一度「死んだ」という報告を出す、あるいは合同調査委員会を作って、めぐみさんたちについては調査を続ける。それだけでは日本が満足できないだろうから、一人とか二人を出してくる。できればその人たちに記者会見をさせて、「北朝鮮の暮らしがいいから帰らない」と言わせるというようなことを準備しているのではないかと思われる複数の情報があります。
 そして去年のシンガポール会談の直後には、国会の中で日朝国交正常化促進議員連盟が最初の総会で、朝鮮総連の新聞の平壌支局長が呼ばれている。国会議員が40人、自民党の先生方が半分以上でしたが、その人たちの前で、「拉致問題は終わっている。解決済だ。死んだ人は生き返らない」という講演をしました。
 もう一人の講師である田中均元外務省局長は、「納得するまで北朝鮮に調査させなければならない。日本も入って調査した方がいい。だから日朝合同調査委員会を作って、その調査は長引くから日本と北朝鮮に連絡事務所を作ればいい」と話しました。自民党の総裁選挙に出て次点となった議員は、総裁選挙でその案の話をしました。
 北朝鮮ではすべての人が毎週土曜日に生活総和という思想点検をします。曽我さんや蓮池さんたちもやっていました。その資料が中央党の組織指導部に上がっていきます。誰がどこにいるかは登録されているんです。探す必要はない。死亡したら生活総和から抜けるから分かるんです。
 それなのに合同調査をしましょうと言うのは死因の調査をしましょうということなんです。めぐみさんの骨が埋まっていたという病院の裏側に他の骨も埋まっていて、間違って掘っちゃった。横を掘ってみましょう。出てきたらDNA検査をしましょう。違っていたらまた掘りましょうということをされるかもしれない。
 そういうことを統一戦線部が準備していることは間違いなくて、そういう方向で日本国内にも工作をしているんです。だから日朝が動き始めたらすぐ全員が帰ってくるとは言えない。もう一つの山がある。
 そこで二つ目の山に備えるべく、日本国内の北朝鮮とつながっている勢力を警戒しろということに重きを置いて、私はこのところ講演をしたり話したりしてきました。
 しかし今、第一の山が動かない。米朝が動かないので次に進まないので、第二の山についても警戒は続けなければなりませんが、米朝が今、一体どうなっているのか、そして中国が裏で北朝鮮をどれだけ支えているのか。そこを突破しないと次にいけないので、そこについて少しやりましょう。
 先ほど島田さんが、制裁の穴を埋めなければならないという話をしましたが、米朝が今どうなっているのか、特にボルトン氏の解任がどういう意味を持つのかを話してもらいます。参考資料として島田さんが「産経新聞」(9月27日)に書いたコラム(日米が北朝鮮に騙されるとき)を配布していますが、まさにこの観点で、今の米朝関係をどう見るべきか、トランプ政権が安易な譲歩をすることがあり得るのかについてお願いします。


  
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