救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

全拉致被害者の即時一括帰国を実現せよ!国民大集会報告



櫻井 第3部はミニシンポジウムを行います。横田拓也さん、飯塚耕一郎さん、そして西岡さん、私の4人で、どうしたら拉致被害者を助けることができるのか、何が必要なのかということ等を具体的に話していきたいと思います。
 先ほどの国会議員の皆様方のお話の中で、色々なアイデアが出ました。例えば立憲民主の村上さんには私は厳しいことを申しあげましたが、北朝鮮に事実上拘束されていた第18富士山丸の船長さんと機関長さんを取り戻すのに、自由を奪われていた理不尽な状況で拘束されていたことについて、「わが国の国民を長い間お世話してくださってありがとうございました」と言うこと自体、そういうことを言わなければならない国であってはならないのであり、私たちはこれから拉致被害者を取り戻す時に、全く別のアプローチで行わなければならないという意味で問題提起をしたつもりです。言い過ぎた所があったらお許しをいただきたいと思いますが、私の気持ちはそういうことでした。
 さて、横田さん、飯塚さん、拉致被害者救出の現状ですが、何も変わっていないじゃないか、進んでいないじゃないかという声がたくさんありました。確かにそうではありますが、しかし進んでいることも多々あるんだろうと思います。この現状を、当事者としてどう思っていらっしゃるかというところからお話をいただければと思います。

◆もはや金正恩氏は日本人拉致を知らないとは言えなくなった

横田拓也(横田めぐみさん弟、家族会事務局長)
 本日は3連休にも関わらずお越しいただきありがとうございます。今櫻井先生からお話がありました、我々がどういうふうに物事を見ているかについてお話したいと思います。
 色々なお立場の方から、国際政治、国際関係を見た場合に、ご意見は色々出てくると思います。しかし日本が最終的にどうしなければならないのかが大事で、物事の順番を整理すると、やはり北朝鮮にとっての優先順位は、現時点では対日本ではなく対米国であるということを、残念ながら認識しなければならないと思います。
 この二国間の関係が進展しない限り日朝関係で具体的な進展はまずないだろうと思います。その意味で米朝首脳会談以降の実務者協議が具体的に進まない限りは、残念ながら具体的なニュースはないだろうと思っています。まさに米朝がにらみ合いをしている状況だと思っています。
 一方で北朝鮮は、実務者協議や今後の首脳会談を有利に運ぶために、金正恩が度重なるミサイルの発射とSLBM施設の視察等を行って北東アジアに脅威をもたらすような行為に枚挙にいとまがないのが事実で、これは日本の安全保障にとってもとても危険なことですから、日本政府そして国民世論はこれを看過することがあってはならないと思っています。
 また北朝鮮の国内事情は困窮していて、米国は大統領選挙のタイムテーブルを考えると、楽観的かもしれませんが、年末までになんらかの動きがあるかもしれないという期待や観測を持っているので注意深く見守らなければならないと思っています。
 一方、これまでの米朝首脳会談の中で、安倍総理の声を直接トランプ大統領から伝えていただいたことによって、金正恩委員長は日本人拉致問題を、もはや知らないとか、聞いていないということは通用しないということを、世界に対して大きく発信したわけですから、ここから彼は逃げられない。その意味では米朝、そして日朝の会談を伴って人権問題を解決しなければならないという大きな荷物を彼自身が背負ったと思っています。
 また日本政府は、米朝首脳会談の非核化協議の中で、アメリカ自身は経済支援をしないということから、日本が支援をするというロジックになっていると思いますが、その支援をすると言うロジックにおいては、日本人拉致問題、人権問題の解決なくして絶対に国交正常化を含めて行えないということは、先ほど安倍総理もおっしゃっていましたから、この人権問題が解決される、もちろん日本にとっても明るいニュースですが、彼自身、そして北朝鮮国民、北朝鮮という国が明るい未来を描くために、今金正恩委員長が勇気ある判断をしなければならない時期にあるんだろうと思っています。
 唯一心配していた点といえば、ボルトン大統領補佐官が退任されたことによって、これまで私たちと共にあった、活動していたキーマンでしたから退任は正直驚いた点もありますが、ボルトンさんが退任されたのは別に北朝鮮政策でトランプ大統領と対立したわけではありませんから、北朝鮮政策に関してはアメリカ政府は一貫して筋が通っていると思いますし、現実の問題として財務省が独自の制裁を課しているわけですから、この大きな流れがずれないように日本政府がどれだけトランプ大統領に、各省庁がアメリカの政府に対してコミットしていくか、ここが大事なんだろうと私は思っています(拍手)。
櫻井 幅広く総括的なお話をいただきましたが、飯塚さんはいかがですか。


  
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