救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

北朝鮮の内部情勢と拉致の最新情勢-東京連続集会107



◆金正恩はアメリカの「斬首作戦」が怖いから会談に出てくる

島田洋一(救う会副会長)
 最近イランの首脳部が、トランプ氏から「話し合いましょう」という申し出に対して、こういうことを言っています。「アメリカはイランに制裁をかけている。これは経済テロだ。経済テロをしながら話し合おうなど、ふざけるな。トランプと話し合うことなどない」と。これは私は常識的な態度だと思います。
 ところが金正恩は、アメリカに制裁をかけられながら、「板門店に出てこい」と言われると嬉しそうに出てくる。これはやはり金正恩は怖いんでしょうね。トランプが豹変して、「斬首作戦をやるぞ」と、1年半前の状態に戻るのが怖いのです。だからイランのような、ある意味で筋の通った対応ができない。
 北朝鮮は相変わらず、段階的相互的な措置でやろうということで、みせかけの措置、例えば一つの核関連施設を封鎖するから代わりに制裁を一部解除しろ、と。その手法で今までだましてきたわけで、それをまたやりたい。そのためにはジョン・ボルトン(安全保障担当大統領補佐官)が邪魔になるから、「ボルトンを止めさせろ」とさかんに言っています。
 アメリカのメディアでも少し前に、「ボルトンはイランに先制攻撃をするような危険な人物であるから彼を止めさせるべきだ」という議論が盛り上がって、「際トランプ氏もボルトン解任に傾いているのではないか」という報道があったのですが、そういうことはなく、ボルトン氏も、「イランに先制攻撃をすべきだ」というようなことは、少なくとも補佐官になってからは言っていません。
 あくまでもアメリカの兵士や民間人に対してイランがテロをやっているから、人的被害が出たら厳しい報告をするということで、今は抑止力で対応しています。そして軍事的圧力をかければ、ひょっとしたら戦争になるかもしれないというところに、新たに投資しようという企業は出てこないですから、だから軍事的圧力をかけるというのは、経済制裁を実効性があるものにする上で、大変大事なんです。
 その点、北朝鮮に対する軍事圧力が今弱まっているので、だから中国人のわけの分からない連中が観光旅行をするわけです。
 ボルトン解任の話は最近なくなりましたので、ガセネタだったと言っていいと思いますが、5日ほど前に、アメリカのメディアが一斉に報じた話ですが、ボルトン氏の側近ナンバーワンというべき、フレッド・フライツという人物が、国家情報長官に指名される可能性が高まっているという報道がありました。
 人事のことですからどうなるか分かりませんが、そういうことを見てもボルトン氏の影響力は落ちているどころか、第一の側近が国家情報長官に起用されるかもしれないと言われるくらい、むしろボルトン派の影響力が強まっていると期待をもって見ています。
 そのフライツ氏は私も親しい人ですが、彼は日本人拉致問題について一度、上院で証言したことがあります。私も日常的に情報を入れていますが、そういう人が毎日大統領に、朝、機密情報を上げる立場、つまり情報コミュニティのトップになってくれれば大変いいことだと思っています。
 フライツ氏は現在、「FOXニュース」に毎日、コメンテーターで出ていますが、ボルトン氏及び周辺の存在感が増しているのは心強いことです。日本もしっかりバックアップしていかなければいけないと思います。
 時間ですので、今日はこれで終わります(拍手)。
以上

  
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