救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

北朝鮮の内部情勢と拉致の最新情勢-東京連続集会107



◆連安保理決議による厳しい対北朝鮮禁輸品目

金聖玟(自由北朝鮮放送代表、脱北者)
 これまで我々は、国際的な経済制裁というと、ぜいたく品が対象と思っていました。ベンツとかヨット、高級じゅうたん等です。実は2016年から17年の制裁は、北朝鮮がほぼ輸出で外貨を稼げなくなり、海外の労働者も引き上げなければならなくなり、またそれがないと社会が維持できなくなる石油についてもかなり厳しい制裁が課せられました。
 北朝鮮に売ってはいけないものについてリストをつけておきましたので見てほしいのですが、実は配布資料に、HSコードを使って禁輸製品を明示化していますが、その中に安全ピンとかホチキスの針まで禁止になっています。

以下配布資料から引用

禁輸品リスト

○すべての在来式武器
○核・弾道ミサイル開発に寄与する可能性がある品目、これと関連した装備、技術、技術サービス
○北朝鮮の作戦能力に直接寄与すると決定された品目
○ぜいたく品:真珠を使っている宝石製品、宝石、宝石用の原石および準宝石用原石(ダイヤモンド、サファイア、ルビー、エメラルド含む)、貴金属になった、あるいは貴金属メッキ宝石製品、ヨット、高級自動車(大衆交通ではない自動車、レース用自動車)、高級時計、スノーモバイル、鉛クリスタル製品、レクリエーション スポーツ装備、じゅうたん(500ドル以上)、磁器の食器類(100ドル以上)
○大量の現金
○金
○天然ガス液体
○精油製品(年間50万バレルを上限)
○原油(年間400万バレルを上限)
○機械類(HS 84)
○電気機器(HS 85)
○木材類(HS 44)
○運送手段(HS 86〜89、鉄道車両、自動車、航空機、船舶)
○鉄鋼およびその他金属類(HS 72〜83: 鉄鋼、鉄鋼製品、銅、ニッケル、アルミニウム、鉛、亜鉛、スズ、その他非金属、非金属製の工具、非金属製の各種製品)
* 禁輸品目が最も幅広く設定されたのは、2397号(2017年12月)である。この決議は貿易において取り引き商品の種類を数字で分類したHSコードを使って具体的に禁輸品目を指定している。例えば2397号の「鉄鋼およびその他金属類HS 830110番」には鍵、クリップ、ステープル(ホッチキスの針)、「HS73940番」円型安全ピン、「HS731819番」には金属ねじが禁輸品として明記されている。
* HSコードは72番から83番までに非常に広範囲で鉄鋼、鉄鋼製品、同、ニッケル、アルミニウム、鉛、亜鉛、スズ、その他非金属、非金属製の工具、非金属製の各種製品がこの範疇に入る。韓国の与党政治家たちが操業再開を論じている開城工業団地の場合、工場の機械に塗る潤滑油が禁輸品目の「精油製品」であることからはじまって、生産設備や工具類、交通手段などが国連制裁に違反する行為であり、開城工業団地労働者への賃金を支払うために南側の銀行が開城工業団地支店を再び開くこともやはり決議2321号(2016年11月)で禁止されている。決議2375号(2017年9月)は北朝鮮が開城工業団地生産品目の相当部分を占めていた繊維(織物、衣類完成品および半製品)輸出を禁止しているし、北朝鮮との合作事業も禁止している。

金聖玟  このような状況の中で、文在寅韓国大統領は、北朝鮮に支援をしたくて開城工団の再開をしたいということで、トランプ大統領が板門店に行った時、板門店から開城工団が見えますので、トランプ大統領に「あそこにあるんです。あそこを再開しましょう」と言ったそうですが、再開するためには機械を持ち込まなければならない。石油も入れなければならない。これはトランプ大統領がOKする話ではなく、具体的に国連制裁でこの品目を持ち込んではならないと書いてある以上、簡単に再開することはできないわけです。そこまで厳しい制裁が課されています。


  
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