救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

北朝鮮の内部情勢と拉致の最新情勢-東京連続集会107



◆日韓関係の悪化は、50年間北朝鮮が行ってきた工作が成功したからかもしれない

金聖玟(自由北朝鮮放送代表、脱北者)
 お会いできて嬉しいです。韓国ではこの数日、反日感情が盛り上がっていて、ニュースを見るとそういう記事ばかりで、昨日はソウルの日本大使館前で自殺をしようとする人がいたりで感情的な反日が盛り上がっているのですが、東京に来たら皆さんが普通に過ごしていて、何か肩すかしを食ったような感じです。
 実は最近、自由北朝鮮(北韓)放送は北朝鮮向けのラジオだけではなく、ユーチューブの発信もやっています。そこで先ほど、西岡先生との対談番組を撮影したところです。
 私は韓国に来て20年経ちますが、韓日関係について知らないことが多くて、これまでは北朝鮮で習った通り日本は悪いんだと思ってきましたが、今日様々な具体的説明を聞いて、単純に日本がフッ化水素の輸出を止めたとか、それが韓国に対する制裁だという言い方は間違っていると思いました。
 過去にすべて解決していた問題についても、また問題にしているということで信頼関係がなくなっているというようなことを学ぶことができ、韓国政府がやっていることの問題も理解することができました。
 私は今の状況を見て、黄長▲(火へんに華、ファン・ジャンヨプ、元北朝鮮党書記、脱北者)先生がよく言っていた話を思い出しました。黄長▲先生は、「日米韓三画同盟こそが北朝鮮の独裁政権を倒す一番の動力だ。だからこそ北朝鮮はそれを弱めようとしている」と言いました。北朝鮮では日米韓三画同盟のことを李朝時代の冠と冠のひもに比喩した言い方があるということです。
 冠(かんむり)が韓国で左右のひもが日本とアメリカ。それが結ばれていて韓国という国が安定する。日韓関係や韓米関係が断絶すると冠は飛んで行ってしまう。両方大切だ。だからこそそれを切り離すことを北朝鮮は目標にしていた。
 今文在寅大統領の政策の結果、日韓関係がかつてなく悪化しているということは、50年間北朝鮮が冠である韓国を吹き飛ばそうとひもを切ろうとしてきた工作が成功したのかもしれない。そのような印象を持っています。
 今韓国ではテレビも新聞も、反日感情を煽る記事であふれています。「どうすればいいんですか」と西岡先生に聞いたら、「勉強しなさい」と言われました。読むべき本を教えてもらい、見るべき資料を示されました。
西岡 ちょっと補足すると、韓国でも今の日韓関係はおかしいと言って、最近本が出ています。「反日従属主義に対する反論」という本で、反日民族主義が韓国を滅ぼしたという内容の歴史学者たちが書いた本で、慰安婦問題でも「性奴隷はない」とか、「戦時労働者は奴隷労働をしなかった。日本人と同じ賃金を貰っていた」とか、「65年の協定でどう解決したのか」とか、「もう蒸し返すべきじゃない」とか、「日本統治時代韓国は経済成長をしている」とか、「土地が40%奪われたというのは嘘だ」というようなことを、韓国の学者たちが実証的に書いた本です。
金聖玟 また最近やっと韓国の一部が報道しましたが、2005年に当時の文在寅大統領も委員になって、当時の総理大臣が委員長の委員会が作られました。その委員会はなにをしたかというと、日韓外交交渉をした外交文書数万ページを全部読んで、日韓交渉でどこまで解決したかという韓国政府の公式見解を作ったんです。
 その資料が2005年8月に出ているんですが、それを見ると、それをさっき金聖?さんに見せたんです。当時の委員長は今の与党、共に民主党の代表で委員に文在寅大統領も入っていたんですが、結論は、「日本政府が1965年に韓国に供与した3億ドルの中に、動員された労働者の補償問題も含まれている。だから補償は韓国政府がやるべきだ」と書いてあるんです。


  
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