救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

全員救出:今年にかける家族の思い−1/27連続集会報告2(2011/02/03)
★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2011.02.03-2)


■全員救出:今年にかける家族の思い−1/27連続集会報告2

◆今年は何か動くのではないか
横田滋
皆さん今晩は。毎年今年こそは、今年こそはと思って、何もないことが続いて
いるわけなんです。しかし、今年はいつもと違うのは、前原外務大臣が1月11日
の記者会見で、日本は拉致問題があるんだから、6者協議の中に作業部会がある
けれども、それとは別に二国間協議が必要である、と言われた。しかしその前提
としては韓国と北朝鮮の南北問題のほうが先だということなんですけれども、二
国間協議をやる意欲を示したということで、すごく期待しております。

今日の救う会資料の中にも「2008年 北朝鮮調査やり直し約束」と書いてあり
ますけれども、これは実際には行われていません。小泉総理の時は直接2回日朝
協議をやったわけですから。交渉しなければ解決は不可能ですから、前原外務大
臣がそういうことを言ったということは、今年は何か動くのではないかと期待し
ております。

それと、最近どうしてもテレビに取り上げられる機会が少なくて、金賢姫さん
との面会の時は取り上げられましたけれども、その後は動きがありません。救う
会資料の中に「1997年 横田めぐみさん拉致発覚 家族会・救う会運動開始 救
出の世論台頭」とありますけれども、日本テレビが「今日は何の日」という番組
の中でかなり長い時間放送してくれるということです。こういった形でテレビが
出して下さるということは、世論を高める大きな力になるのではないかと期待し
ています(拍手)。


◆裁判になって言い方が変わった田原総一朗氏
有本明弘
皆さん今晩は。皆さんもご存知のように、一昨年の4月末、田原総一朗はテレ
ビ朝日の討論番組で「有本恵子、横田めぐみさんは死んでいる」と、そういうこ
とを「外務省のナンバー2かナンバー3から聞いた」という発言をした。外務省の
役人がそんなことを言うはずがない。それを田原総一朗が聞いたと言う。あんな
しゃべり専門の人に太刀打ちできへんから裁判という形を選んだんです。手続き
に手間が要って、実際に裁判所に届けを出したのは7月になってからでした。そ
うしたら、「ナンバー2かナンバー3から聞いた」と言った田原総一朗が、裁判に
訴えられたら言うことが変わったんです。いろいろ聞いたけれども総合的結果で、
自分が死んだと思う蓋然性があるという言い方に変わってきた。

西岡力
つまり、「外務省の人から死んだというふうに聞いた」と言っていたのが、裁
判では、「外務省の人間から直接そういう話は聞いていないけれども、彼の言い
方、口ぶりなどを総合して、ジャーナリストとして、外務省は死んだと思ってい
るなと判断した」というふうに変わったんです。田原さんが裁判所に提出した証
拠のテープを起こしたものは外務省の人の話となっているのですが、それが本物
かどうかまだわかりませんが、そのテープを起こした紙を見ても、「私たちは死
んだと思っていますよ」とか、「死んでいますよ」とは言っていないんです。
「生存を前提とした交渉は大変です」とかそういう言い方はあるんですけれども、
「死んでいますよ」とは言っていないんです。ところが田原さんは「外務省は死
んだと思っていますよ」と言ったんですね。それは相当に乱暴なことですね。そ
ういうことが裁判の過程で明らかになったということですね。

◆外務省の聞取り調査から証言が変わった
有本
陳述書という裁判所に提出する書類があるんです。田原さんは、「録音したテー
プを持っている」と言っています。「週刊新潮」の取材には、「テープを持って
いるから、証拠があるから、いつでも提出できる」と答えているんです。そのテー
プを提出せよ、と裁判所に言われたら提出を拒んでいるんです。神戸地裁はテー
プを提出せよと決定した。あわてた田原さんはすぐ大阪高裁に抗告した。その結
果、高裁は提出せんでもよろしいという判決を出した。これを新聞各社は大きな
スペースで書いていた。

神戸地裁は問題を見極めて、問題の急所に迫ったんです。大阪高裁の方は、
「取材の守秘義務があるから情報源は明かされない」という田原さんの訴えを正
当だと判断したんです。判決文の中に長い長い話で書いてあるけれども。この裁
判のやりとりで皆さんに知って頂きたいことは、田原さんを訴えたことに関して
向こうの弁護士さんが言ったことは、「たかがお金の話や」というような言葉遣
いで、「慰謝料請求裁判だ。大きな話ではない」と言っているんです。だからう
ちの弁護士は、5回目の時には出廷しなかった。うちの弁護士は一貫して、「田
原さんの言っていることを証明するにはそのテープがない限りは証明できない。
田原さんは嘘を言っている」と。

そうでしょ。当時、外務省の西村康稔政務官がナンバー1、2、3の3人を一人ず
つ呼んで聞き取り調査したんですよ。3人ともそんなことは言うはずがないでしょ
うという結果だった。それで、こっちはこっちで聞き取り調査をした。「そない
言った人はおらん」という書類を裁判所に提出した。そうしたら田原さんの言い
方が変わった。神戸地裁が証拠のテープを出せと言ったことは適切な判断なんで
す。でも田原さんは出す気がないから大阪高裁に訴え、高裁は、「出さんでもよ
ろしい」という決定になったんです。裁判の本質は慰謝料請求の話やからね。
「死んだ」と言ったことに対しては申し訳ないと思っている、と謝罪の気持ちを
示しています。表面上はね。かなりしぶとく、素直にはこっちの要求には応じな
いだろうと思っています。

◆外務省として何か言うべきだ
外務省のナンバー2、3の聞き取り調査で、そんなことを言うはずがないといっ
た時点で、田原さんの言ったことが宙に浮いているんです。それでも彼は言いた
いことを書面に書いて、外務省の批判をずーっと続けたきた。この裁判では外務
省の批判なんか全然関係ないのに。だから私はその外務省批判の書類を外務省に
提出して、「外務省はこんなことを言われて黙っておるのか」と、「おかしいじゃ
ないか」と、「外務省として何か言うべきだ」と。田原さんは、「外務省は本音
では死んだと思っているんや。家族がうるさいから立場上生きていると言ってい
るから朝鮮外交が進展も何もしないんだ」という言い方を裁判所に提出する書類
に書いて提出している。皆さん、どない思いますか。とんでもない話です。

だからその話は外務省に持ち込んで、外務省はどう対処してくれるのかと、斉
木さん(局長)に、去年から書類が出てくる度に外務省に提出して今までやって
きたんです。8月に薮中さん(事務次官)が退任するということが新聞に出た。
だからその時点で薮中さんが外務省の最高幹部である限りは田原さんの言うとこ
ろのナンバー2、3の中に入っているのだから、外務省を去る前に田原さんが言っ
ていることに反論を加えて、「田原さんの言っていることは全然間違っている」
と、「外務省にそういうことを言った人はおらん」というくらいは言って退任し
てもらいたいと思っていました。

その時の大臣は岡田さんでした。岡田さんには外務大臣として外務省のあるべ
き姿、田原さんにこんなことを言われたことに対して反論をしてもらいたいとい
う書面を提出していました。

でも、この2人、何も言わずに出てしまった。だからしょうがないから後に来
た前原さん(外相)に会いたいと申し込んで、先月の22日にお会いできました。
それから前原さんの発言が出てきたんです。

◆北朝鮮の核施設を「破壊する」と言うくらいは
ここまで言ったら、前原さんはどういう人かわかりますね。こっちが言ったこ
とを真摯に受け止めてくれた。これを実行するかしないかは別問題です。前原さ
んは北朝鮮に向けて、バッバッバッとラッパを吹いた。これからはどういう変化
が起こるかわかりませんけども、北朝鮮がああいう無茶苦茶な国だから交渉の話
は恐らくないと思う。アメリカが甘すぎる。アメリカは甘っちょろいことをして
いないで新しい核施設、「あれを破壊する」というぐらいのことは言ってもらい
たい。「実際に2発ぐらい命中させたらあの国は白旗を上げる」と、そこまで言
いました。ブッシュさん(米大統領)が「悪の枢軸」と口で言うだけで小泉さん
(首相)が行けるような状況が生まれた。今度アメリカが「破壊する」と声をあげ
れば、国際的に面白い場面が見られると私は思います。

これまで交渉のたびにコメを騙し取られ、アメリカは重油を騙し取られ、軽水
炉の建設も大きな金をかけてやってきた。北朝鮮はそれに応えずに秘密裏に核開
発を進めて核実験をやってきた。今度はウラン濃縮施設のお披露目もした。

話は飛躍していると思われるかもしれませんけれども、日本がしっかりしてい
なければ、日本一国では、この北朝鮮に恐れをなさせることはできないんです。
だからアメリカとくっついて一緒にやると、そういう姿勢ぐらいは見せられる政
権を近いうちに皆さんの力で構築していただきたい。拉致問題を考えて、これか
ら日本の政治はそこまでいかなければ、20年、30年先、どんなことが待ち受けて
いるかわからないアジア情勢になってきていると思います。皆さんも関心を持っ
て見守って頂きたいとお願いします(拍手)。


◆拉致が「最優先課題」とはとらえられない状況
増元照明
みなさんこんばんは。寒い中大勢来ていただいてありがとうございます。

「今年にかける思い」ですが、何も思いつきません。また同じ年が明けて、正月
になるとおめでとうで、何が何だか何も分からない状況です。

昨日、鹿児島で初めて、県主催、政府主催の集会がありました。600人ほどの
方が平日の昼間にもかかわらず来ていただきました。私は一昨日帰ったのですが、
母親が昨年秋くらいから入院しているものですから、母親を久しぶりに見たら、
ずいぶん年老いて見えるんです。白髪は染めていないのですが、化粧をしていな
いのもあるのでしょうが、昨年末に見たときよりもさらに年令を重ねたなという
感じでした。これからお袋はあと何年姉貴の帰りを待てるかな、と考えながら、
昨日の集会でも、時間がないということ、そしてなぜ日本は拉致被害者を救出す
るためにあらゆる努力をしていないんだろうということを申し上げました。

政府は一応最優先課題と言っていますが、みなさん「最優先課題」とはとらえ
られない状況ですよね。何を最優先課題にしているのか全く分からない状況で、
わたしたちには言い訳にように、拉致問題は重要な問題、最優先課題ですと言っ
ておきながら、昨年は、「延坪島砲撃は許しがたい。だから朝鮮学校への国庫補
助手続きを中止する」と言う。じゃあ、拉致の問題は許しがたい行為じゃないの
となる。そういう為政者だから8年間も過ぎてきた。

民主党政権だけではないのです。小泉さんが訪朝してから4年間、何の怒りも
出さなかった。拉致で制裁もかけなかった。めぐみちゃんの偽遺骨をつきつけら
れても怒りもしなかった。ことばだけは怒りましたが、姿勢として怒りませんで
した。これでは北朝鮮に、日本は怒らないんだと思われてもしかたがない。

◆怒りを持たない政府が果たして国民を守れるのか
さらに昨年は、尖閣の問題でも、北方領土の問題でも、日本は結局何もしなかっ
たし、さらにいちばんまずかったのは、ロシアが(日本降伏調印の)9月2日を
戦勝記念日としたことに対して何もしなかったじゃないですか。なぜですか。言
わなければいけないでしょう。8月15日から9月2日までの間に、どれだけの人間
が殺されたか。それを突きつけなければいけないのに。そしてソ連に何十万人が
抑留されたのか。この問題を突きつけなければいけないのに、何も言わないんで
すよ。こういう怒りを持たない政府が果たして国民を守れるのかということを訴
えなければいけないと思っています。

私たちの家族は33年前に拉致されました。配布資料にもあるように、日本の警
察は当時から北朝鮮による拉致だとの認識を持っていました。元幹部がそのよう
に言っておられます。そして公表するか、公表しないかですが、その記事の中に
あるのは、「当時警察が北朝鮮の電波情報を取っていることを表に出すことがで
きないから」。本末転倒ですよ。何のために情報を取っているのか。国民を守る
ためでしょう。そのことさえ分かっていないこの国全体がおかしいということを、
もう一度考え直さなければいけないと思います。

昨日の集会の後、九州の家族はけっこう過激ですが、「今年は何かしようよ」
ということでした。「とにかく、官邸前での座り込みで命がけの姿勢を見せなけ
ればいけない」とおっしゃるんです。しかし、今度やる時には、ハンガー・スト
ライキでしょう。無期限であそこに座り込む覚悟をもってしなければいけないと
感じております。それが今年になるか、来年になるか分かりませんが、先ほど言
いましたように、時間はもうほとんど残されていないと実感しています。

今度こそ、日本政府に、そして日本が北朝鮮に対する怒りをぶつけて、北朝鮮
が動かざるをえない状況を作っていかなければ、いけないと思っています。何分
非力なものですから、本当にどうやったらいいんだろうということを、考えても
考えても、結局は分からないんですよ。これ以上何をすればいいのか、その何か
がっかりした思いでいます。

先ほど、前原さんのことを有本さんがおっしゃいましたが、一昨年、まだ政権
を取る前、岡田さんと前原さんはアメリカに行って、「拉致問題はそんなに重要
な問題ではない」という趣旨の話をしているんです。新しくオバマ政権の民主党
になった関係者に、「拉致問題は重要な問題だけど、それにこだわらないで北朝
鮮との関係も考えていかなければならない。6者協議で話をするためには、拉致
問題にこだわらない」とまで言ったんです。

その人が外務大臣になって、果たして今後、北朝鮮と無定見な感じで交渉して
何ができるんでしょうか。「北朝鮮と白紙に戻して交渉する」と言ってすぐ韓国
にいったら、韓国の国防省に文句を言われて、「南北対話が優先される」と言っ
ているようではだめでしょう。「日本には拉致問題というのがあるんですよ」と、
はっきりと韓国に言わなきゃいけないでしょう(拍手)。

核の問題と違って、命に関わる問題だから優先されなければいけないんです。
だから、「交渉するときには必ず韓国とも連携はしていくけれども、我々も、命
が関わる問題は、率先して交渉で解決しなければならない」。それくらいは言っ
ていいんじゃないですか。それも言えないで、「分かりました」と言ってるよう
では、私は、「やっぱり何も考えずにそのような発言をされたんだろうな」と。

交渉はしなければならない。確かに。しかしその交渉のしかたというものをも
う少し考えないと、北朝鮮との交渉は難しいんです。ただ単に交渉すればいい、
というものでもない。この8年間、何回交渉しましたか。その度に、「拉致問題
は解決済み」、「拉致問題はもう終わり」、そういう話で全部突っぱねられたじゃ
ないですか。これを同じように繰り返してまた8年、過ぎ去るわけにはいかない
んです。必ず、国としての戦略を持って、交渉に臨んでいただかなければならな
い。それができるのかどうか、ということです。私は、今の前原さんや総理のお
応えを見ると、果たしてできるのかな、ちょっと不安だな、という気持ちが先行
してしまいます。

◆国家が一つになって北朝鮮と対峙してほしい
まず、2008年の、あの協議の、「再調査」の不履行に対する日本政府の措置を
まずやるべきだと思います。今年は、それも訴えいかなければならないと思って
います。国全体として北朝鮮に向かっていく姿勢を強めてもらいたい。そのため
に、文科省も、すべての権限を使って北朝鮮に日本人の理解を伝えてもらいたい。
それが、私たちが今年、まずやるべきことだと思っています。

国家が一つになって北朝鮮と対峙する、これをお願いしようと思っていますし、
明日、中野寛成さんにお会いするんですが、中野さんが外務大臣より強い権限を
持ってくださいとお願いします。そして、拉致問題担当大臣として解決してくだ
さいとお願いします。外務省に任せておくとどうなるか分かりません、そこまで
言いたいと思っています。

とにかく、国が一つになること。すべての省庁が北に対する姿勢を一つにして、
北に対し日本人の怒りを、そして拉致問題を解決しなければ何の利益も得られな
いということを明確に伝えなければならない。これが金正日に実際伝わっている
かどうか。恐らく伝わっていないからこういう状況になっていると私は思うんで
すが、ある外交官の方によると、金正日が拉致問題に関わるのはめんどうくさい
というか、もう放っておけという姿勢らしいですが、放っておけない状況を作ら
なければいけないでしょう。それを国全体としてやっていただきたいんです。す
べての省庁が。宮内庁はさすがにできないと思いますが。こういう姿勢を見せて
いただけるように働きかけるつもりです。そうしなければ、また何年同じ事が繰
り返されるか。残念ながらそのような状況にならないようにがんばっていきたい
と思います。
みなさんも是非一緒にお願いします(拍手)。


◆朝鮮戦争の時は日本が助けたことをもっと伝えて
本間勝
みなさんこんばんは。いつもありがとうございます。

八重子の家族としての気持ちは、兄(飯塚代表)が既に述べました。私も全く
同じ気持ちです。八重子のみならず、拉致被害者を全員救出するためにはどうす
ればいいのかという前提で考えてみたいと思います。

金正日は近々亡くなるような健康状態です。顔もどす黒くなっています。もう
北朝鮮の急変が目に見えています。その時、韓国に邦人の救出機を飛ばして着陸、
入国させることが、韓国の国民感情で、自衛隊も軍隊ですから、軍が入ってくる
と過去の日本軍を思い起こさせて、とても受け入れる気にはならない。

そういうことを言っているんですが、朝鮮戦争の時は日本がバックにいたんで
すよ。そして米軍に協力した。秘密になっていた話ですが、すでに歴史に詳しい
方にはお分かりと思います。当時、米軍は、朝鮮半島を長く統治していた日本の
情報で、すごい力が発揮できたのです。

韓国は、釜山まで北朝鮮に追い詰められて、壊滅させられる状態の時に、マッ
カーサーが仁川逆上陸を行った。それを契機に反撃が始まったわけですが、仁川
(西海岸)の海はすごい遠浅の海で、上陸用舟艇が入っていくには限られた水路
しかないということでした。

そこで、生き残った旧日本軍の人たちの情報を基にした。仁川の海は干満の差
が激しいから、干潮の時であれば易々と上陸できる。そういう日本軍の過去の情
報を生かしたのです。日本はアメリカと共に戦ったようなものです。

また、元山(東海岸)の海には機雷が多数敷設されていた。掃海艇でないと機
雷は除去できません。日本は敗れたりといえども当時掃海艇があり、木造でした。
ボロ船でしたがそれで十分なんです。鉄の船なら接触して沈没させられる。当時
米韓軍には掃海艇が10隻程度しかなかったという中で、日本には100隻あったそ
うです。それを当時の吉田首相が、国民には秘密にして、米軍に協力して機雷の
掃海を行い、安全に上陸できるようにした。そういうこともあったわけです。

日本と韓国の海底ケーブル。これも日本が海底ケーブル敷設船を秘密に出して
協力していた。それだからこそ、今の韓国があるのです。韓国は日本にも助けら
れているのです。統治時代の色々な話はさておいて、当時日本がバックにいて色
々な協力をしなかったら、米軍はやられていたであろうし、今の韓国はなかった
でしょう。

◆韓国人と結婚している拉致被害者を韓国はどうするのか
そういうことを韓国国民に言えばいいんですよ。そうすれば、この拉致問題は、
八重子の場合は、韓国の拉致被害者と結婚させられている、という状態です。じゃ
あ韓国人と結婚している拉致被害者はどうするんですか。日本人だから助けない
んですか。それを日本が引き取りに来るのに入国させないんですか。そんなばか
なことを言っていれば、私たちはあなたたちが困った時は助けないですよ。過去
の話を国民に知らせるべきなんです(拍手)。

そういう啓蒙をしないで、感情的に日本の軍に来てもらっては困ると、国民感
情云々と言っている場合じゃない時に、そういうことを言わせるのは、打破しな
ければだめですよ。

金正日が死ぬのは目に見えている時に、どんどん動かなければいけないんです。
自衛隊機が危険な状況の時には乗り込めない。そういう法律というか運用基準が
あるそうですが、そんなのはビシバシと直して、いざという時に動けるような状
態にしなきゃだめなんですよ。拉致被害者は目に見えない状態ですが、急変事態
は目に見えている。じゃあどうするのか。戦略は全くない。それをすぐできるよ
うにすべきです。それが今年の課題です。

今日の衆議院の代表質問で、各等の代表者が質問している中で、拉致問題が一
つもなんです。先ほど増元さんも言われましたが、国の最重要課題が見えない。
過去の政権から最重要課題を引き継いで、責任政党として、「もうその問題は私
の内閣で解決します」と歴代言っていたんですよ。でも、菅政権は、「私の内閣
で解決します」とはっきり言っていないみたいですね。逆に政権批判をするよう
な状態を統制している。防衛省ですね。

我々は政府に頼るしかないんです。しかし、政府のやり方が悪いとか、どうの
こうの言うことは、政府批判に通じてしまう。だから私たちは、こうしてくれ、
ああしてくれ、ということは批判じゃない。こうしてくれないと動けないよとい
うことです。自衛隊を韓国に着陸させられるような状態にしてほしいんです。北
朝鮮との日朝交渉じゃないんです。韓国ですよ。そんな状態で、韓国ときっちり
できるんですか。

まず拉致被害者を助ける。それは今の状態で避けられないことです。政権崩壊
が目に見えているのですから、一刻も早く救出してもらわなければならない。我
々ももう高齢になっています。昨年は、韓国に亡命した黄長●(●=火ヘンに華)
先生が亡くなられました。北朝鮮を救出しようという人たちも亡くなってしまう
ような状態です。

だから脱北した2万人以上もいると言われる人たちとも協力し、日本が協力し
なければ朝鮮半島の再復興はないですよと。北朝鮮が崩壊した時に、韓国一国で
北朝鮮の体制を救えるわけがないんです。日本も莫大な国際の発行で莫大な借金
を抱えています。自分たちで大変です。いざという時に、北東アジアのために金
を出せるかという問題ですが、救出にお金がかかるのであれば他の予算から削る
など、節約や運用方法を考えて、救出にもっと力を入れていただきたいと思いま
す。

今年は八重子が生きているという情報がありました。過去においては、「1992
年までは生きていました」という情報でしたが、昨年後半に金賢姫さんから、ま
た昨年暮から、「八重子さんは平壌にいます」というような話が出てきて、ああ
生きているということなんだなあ、ということで真偽はさておき、家族の気持ち
としては、「生きている」という気持ちでいます。集会に行くと、「よかったね」
と、そういう声を聞きます。それは率直に喜び合いたいんですが、他の拉致被害
者はどうなんだ、ということもありますので、助けられた時に本当に喜びたいと
思います。

特定失踪者の人たちも、本当に自分たちの家族がどうなっているのか。拉致認
定という問題ではなく、北朝鮮のどこにいるのか、です。私たちも、八重子は万
景台にいるということですが、万景台はどこのことなのか。西岡先生、どういう
地域なんですか。

西岡 万景台区域は金日成が生まれた家がある地域で、平壌の中心からは少し南
西に離れたところです。生家が記念遺跡になっていて、みんなが遠足に行ったり
するような所です。市内というよりは郊外という感じです。

本間 そのエリアはどういう人たちが住むのですか。

西岡 万景台区域は平壌の中で幹部がいるところです。だいたい、平壌にいられ
る人たちは幹部です。ただその情報もまだ分からないです。

本間 そういう特殊な所にいるからこそ生存していられるということみたいです
ね。本当に北朝鮮は何をやるか分からない国なので、怖いんですが、生きている
ことを祈って、今年も拉致被害者の救出に向けて、政府がやらなければ抗議して、
共に力を併せていただきたいと思います。

地元の川口市では、特定失踪者の家族の方々と街頭で訴えてきていますが、大
変な身体をがまんしながら署名活動を訴えるしかないのです。この問題を風化さ
せないと思って運動しています。今年も解決するまでは運動をやめられないので
す。疲れた、と言っている場合じゃない。早紀江さんも言っています。「お母さ
んがきっと助ける」と。どの家族も同じ気持ちだと思います。どうか引続きご支
援本当にありがとうございます。いただき、一刻も早い解決に向けて力を貸して
ください。お願いいたします(拍手)。


(つづく)


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国民大集会「もう我慢できない。今年こそ結果を!」
「もう我慢できない。今年こそ結果を!」。2月2日に家族会・救う会合同会議で決めた今年の運動方針です。 拉致被害者家族の高齢化が進み、「生きている間に被害者に会えないかもしれない」という言葉が出るようになっています。経過はすべて説明して頂くことはないと思います。しかし、今年中にぜひ結果を出して欲しいということが、家族会・救う会そして心ある日本人の心の底からの叫びだと思います
2014年4月27日午後2時午後5時 日比谷公会堂
東京都
千代田区
日比谷公園1-3